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テレワークでついさぼり…ばれたらどうなる?

コロナ禍でテレワークを実施する企業が増え、自宅やカフェなど、自分の好きな場所で仕事をするスタイルが一般的になってきました。今までは仕事以外の時間を過ごす場所だったプライベートなエリア、特に自宅は、ベッドもあれば好きな本やゲームもある空間。なんとなく、つい、さぼってしまったことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、それがばれた場合はどうなってしまうのでしょう。改めてテレワークでのさぼりと、それがばれた場合について考えてみたいと思います。

テレワークでのさぼりはどのようにばれるのか

テレワーク中は、カメラを使ってのミーティング以外人と顔を合わさないし、少々さぼっても大丈夫なのでは…と思っていたとしたらそれは間違いです。ちょっとした態度や行動をきっかけに、さぼりはばれてしまいます。

会社で管理ソフトを入れている場合、テレワーク中のパソコンの起動や停止、ログイン情報、ファイル操作などが履歴として残るので勤怠状況を確認することができ、そこからさぼっているのがばれることがあります。

またスマートフォンやタブレットを貸与されていれば、位置情報から仕事中に不適切な場所にいればばれてしまいます。テレワークをしているはずの人が映画館やパチンコなどにいれば、それは明らかにさぼり!です。

その他勤怠管理システムやウェブ閲覧ログ、社内システムのログなどからもテレワーク勤務の状態を確認することができます。

リモート会議中、背景に映りこんだ家の様子から勤務態度が推察されてしまうこともありますし、電話やチャットの返事が遅い場合も、さぼりがばれるきっかけになります。

勤怠状況を厳密に監視していなかったとしても、何より雄弁にさぼりを明らかにしてしまうのが「仕事の進捗状態」。納期に作業が間に合わなければ「テレワーク中何やってたの」ということになってしまいます。たとえさぼった分を残業でカバーしたとしても、不自然な残業時間が記録されれば、そこから実情を推測されてしまい、さぼっていたのがばれる結果になります。

仕事が予定通りに進まないということは、多方面に迷惑をかけ、何より自分が困ることになるわけですから、さぼらないに越したことはないでしょう。

テレワークのデメリットを見直して、さぼりたい気持ちをシャットダウン

プライベート空間は特にですが、テレワークで仕事をする場合、オフィスほど環境が整っていないことが多々あります。ネットワークが弱く待ち時間が多い、長時間座っていると疲れる、光量不足など、気持ちよく仕事ができない環境はストレスとなり、別のことに気を取られる隙を作ってしまいます。

テレワークになってから仕事の効率が悪くなったと感じている人は、さぼり癖がつく前に環境を整えましょう。作業しやすい環境を作ることは、仕事の効率を上げるだけではなく、結果的にQOL向上にも繋がります。自分のために、作業環境の見直しをしてみてください。

また、周囲に人がいないテレワーク環境では、時間のメリハリがつきにくくなります。漫然と仕事をしているような状態ではさぼりやすさも上がるので、時間管理やタスク管理をしっかり行い、オンオフの切り替えを徹底しましょう。テレワーク中の作業記録を付けるのも一つの方法です。会社でOKRやMBOなどを導入しているのであれば、それに沿ってタスクの見直しをする習慣をつけると、自分の持つべき目標と進み具合が分かりやすくなります。

もしさぼりがばれたらどうなる?

もし、さぼっていることが会社にばれた場合どうなるでしょう。多くは下記のような対応をされるようです。

  • 人事評価が下がる
  • 給料に影響する
  • 出社するよう指示される
  • 指導、懲戒処分を受けることになる
  • 改善されなければ解雇もありうる

「さぼり」は言うまでもなく「職務怠慢」なので、それがばれれば、会社からの評価は明らかに下がります。指導が入ったり懲戒処分になる場合がありますし、改善されないのであれば減給や解雇もあり得ます。また、さぼるということは自己管理ができないということになり、上司の監視下に置くためテレワークをやめさせ出社を義務付けるという措置を取られる可能性もあります。「さぼりばれ」の先には、キャリアアップや査定が厳しくなり、信用も失い、そしてそのリカバリは難しいという、不利な立場が待っているのです。

さぼりがばれないために

もちろんさぼらないのが一番いいのですが…ばれないためにはこんなことに注意してください。

  • ネットサーフィンに会社PCを使わない
  • 電話やチャットは即対応できるようにしておく
  • PCはスリープ状態にしない
  • ミーティングのカメラに映る範囲を良くチェックする
  • 予定表は埋めておく
  • 成果はちゃんと出す

とはいえテレワークで一人根を詰めて作業していたら、それはそれで心身に負担がかかります。ですので、さぼりではなく「息抜き」を上手に使いましょう。昼休みにベッドで仮眠・さっとシャワーを浴びる・ランチをじっくり楽しむなど、様々な方法があるので、自分のテレワークスタイルに合うものを探しましょう。

もしさぼりがばれたら

もちろんさぼらないのが一番いいのですが、もしばれたなら…真摯に謝罪しましょう。これしかありません。下手な嘘でかわそうとしても、結局は立場を悪くするだけなので、非を認めて謝り、今後の改善を約束し実行してください。
もし家庭の事情や体調不良など、やむを得ない事情で仕事の手を止めてしまっているなら、さぼっているというレッテルを貼られる前に上司に相談しましょう。

さぼり癖をつけない自己管理を

通勤ストレスがなく、自分の働きやすい環境で仕事ができるテレワークにメリットを感じているのなら、自分のさぼりが原因でその立場を失ってしまうようなことは避けましょう。
さぼりは、ちょっとだけ…から始まり、癖になって自分自身の首を絞めます。さぼりがばれるばれない以前に、環境改善や短時間での気分転換を上手に行うなどの自己管理を行い、テレワークでもきちんと結果を出すように心がけましょう。

まとめ

テレワークでのさぼりはどのようにばれるのか

管理ソフトの履歴・貸与スマホやタブレットの位置情報・各種ログ・リモート会議の背景・仕事の進捗などからばれてしまう

テレワークのデメリットを見直して、さぼりたい気持ちをシャットダウン

環境を改善し、時間やタスクを管理するようにして集中しやすいように心がける

もしさぼりがばれたらどうなる?

人事評価が下がる・給料に影響する・出社するよう指示される・指導、懲戒処分を受けることになる・改善されなければ解雇もありうる

さぼりがばれないために

ネットサーフィンに会社PCを使わない・電話やチャットは即対応できるようにしておく・PCはスリープ状態にしない・ミーティングのカメラに映る範囲を良くチェックする・予定表は埋めておく・成果はちゃんと出す

もしさぼりがばれたら

真摯に謝罪しましょう。やむを得ない場合は早めに上司に相談しましょう

さぼり癖をつけない自己管理をし、快適なテレワーク環境を守ろう

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